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2011年04月30日

【ガラスの麒麟】 加納朋子

【ガラスの麒麟】 加納朋子

内容(「BOOK」データベースより)
「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに」。
り魔に襲われた十七歳の女子高生安藤麻衣子。
美しく、聡明で、幸せそうに見えた
彼女の内面に隠されていた心の闇から紡ぎ出される六つの物語。
少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、
感動の連作ミステリ。日本推理作家協会賞受賞作。


17歳の女子高生が通り魔に襲われ亡くなってしまう事件が、
彼女に関わる人の目を通して語られ、
それぞれが心の決着をつけていく連作の短編集。
最終章で一気に長編作品に変化します。
神野先生の物静かで知的なイメージが
最終章で人間臭さが出て良かったと思います。
個人的には同僚の教師目線で描かれた「三月の兎」が好き。
最後の花束を受け取るシーンでじんわり涙が出ました。





Posted by *花子* at 05:00│Comments(0)加納朋子
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